損傷機構「石炭灰腐食」が選定されました。
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石炭灰腐食
燃料灰腐食の一種。石炭焚ボイラでの燃焼灰が過熱器管、再熱器管に付着堆積して生じる高温腐食である。石炭中のアルカリ(Na,K)、FeおよびSによって燃焼灰中で形成されるアルカリ硫酸鉄の融点は600℃付近と低いため、高温部で溶融状態となり、溶融塩腐食が生じる。アルカリ硫酸鉄の融点以下および分解温度(750℃付近)以上では起こらない。