損傷機構「高温硫化」が選定されました。
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- 高温硫化
高温硫化は燃料中に含まれる無機および有機硫黄化合物が燃焼した時に生じるSO2、H2Sによる硫化、あるいはNa2SO4のようなアルカリ硫酸塩が燃焼灰として合金上に付着溶融することにより生じる。ほとんどの硫化物は低融点で多量の欠陥構造を有するため保護性に乏しい。そのため、反応初期は、直線則に従って腐食が進行する。反応が進み皮膜が厚くなると、拡散律則となり放物線則に移行する。
- MatGuide損傷事例