損傷機構「メタルダスティング」が選定されました。
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メタルダスティング
COや炭化水素といったガス種を含む低酸素ポテンシャルかつ高炭素ポテンシャルの浸炭性ガス雰囲気で生じる。浸炭により炭化物が形成され、かつ炭化物はその後分解して黒鉛を生成しつつ、金属表面が減肉していく現象である。450~800℃の中温度域で生じ、しばしば、孔食を伴って進行する。
MatGuide損傷事例
炭化水素転化装置における腐食
温度勾配を持つ部材は、高温部で問題なくても、温度低下部でメタルダスティングを生じることがある