損傷機構「水蒸気酸化」が選定されました。
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水蒸気酸化
高温の水蒸気により鋼が腐食する現象を水蒸気酸化と呼んでいる。ボイラの過熱器管、再熱器管、主蒸気管等で生じる。水蒸気酸化による主な障害は、水蒸気酸化スケールが剥離し、剥離したスケールが曲管部に堆積し、水蒸気の流路を阻害することである。水蒸気の流れが阻害されると、金属温度が上昇し、クリープ噴破、過熱墳破の原因となる。