損傷機構「保温材下SCC」が選定されました。
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- 保温材下SCC
高温で使用される配管等の設備では、断熱材を外面に施工する。保温材中に雨水が侵入すると、保温材中の塩化物イオンは雨水に溶解する。そのため、ステンレス鋼は、粒内型の塩化物応力腐食割れを生じることがある。100℃前後で最も生じやすい。さらに高温側では、金属表面が乾くので割れづらくなる。「S-05(2) ASCC (粒界型ESCC)」と区別して、粒内型ESCC,塩化物型ESCCとも呼ぶこともある。