損傷機構「鋭敏化」が選定されました。
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鋭敏化
オーステナイト系ステンレス鋼が550~850℃の範囲に曝されたときに、粒界にクロム炭化物が析出し、粒界近傍にクロム欠乏層ができ耐食性が低下する。これを鋭敏化と呼ぶ。鋭敏化されたステンレス鋼は粒界に沿って応力腐食割れ(粒界型応力腐食割れ)を生じることがある。この割れを「鋭敏化割れ」と呼ぶこともある。