損傷機構「フレッティングコロージョン(擦過腐食)」が選定されました。
下記のリンクをクリックすると、損傷機構解説を参照できます。
- フレッティングコロージョン(擦過腐食)
接触面に微小な振動等で繰返し応力が作用する場合に、疲労破壊により生じる表面の損傷であり、フレッティングコロージョンとも言う。振幅がマイクロメートルオーダーと小さく、接触面に凝着してむしりとられた磨耗粉は小さくかつ活性に富んでいるので、酸化が高温で急激に進み、鉄系材料では赤褐色のα-Fe2O3の酸化物となる。また、接触面の磨耗粉は損傷部から排除されにくく、損傷部には磨耗粉とピッティングを生じることを特徴とする。