損傷機構「溝状腐食」が選定されました。
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- 溝状腐食
電縫鋼管は、電縫線(管溶接ライン)に沿って溝状の腐食が発生することがある。溶接ボンド部はフェライト組織、HAZは焼入れ組織かフェライト+パーライト組織をもつ。これらは急冷されるために、ボンド部には、MnSが析出するとともに、MnSの周りは、硫黄が濃化する。これらの部分は、母材に比べて電位的に卑となり、母材とマクロセルを形成するので、電縫線に沿った溝状の腐食が発生する。
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