損傷機構「溶存酸素腐食、酸素濃淡電池腐食、酸素腐食」が選定されました。
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- 溶存酸素腐食、酸素濃淡電池腐食、酸素腐食
金属の腐食は、金属が溶解するアノード反応(酸化反応)と同量のカソード反応(アノード反応)が行われる。通常の中性水溶液(水道水、雨水、井水、河川水、海水等)中でのカソード反応は、溶存酸素の還元反応となる。したがって、このような環境での腐食はすべて、溶存酸素が関わっており、溶存酸素腐食と呼ぶ場合がある。溶存酸素腐食環境で、溶存酸素濃度が異なることによって、溶存酸素の少ない個所の腐食が加速されることがあり、このような腐食を酸素濃淡電池腐食、あるいは通気差腐食と呼んでいる。
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