損傷機構「迷走電流腐食」が選定されました。
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迷走電流腐食
迷走電流とは、本来の電気回路を流れず、漏洩して他の導体中を流れる電流のことで、この電流に起因して生じる腐食を迷走電流腐食という。一般には、地中(土壌)内を流れる電流の近傍にある金属体に電流(迷走電流)が流れ、金属体の電流の流出部で、電気化学的なアノード反応が生じ、その部分が腐食する。