損傷機構「液体金属腐食」が選定されました。
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- 湿潤塩素腐食、次亜塩素酸腐食
水道水受水槽・高架水槽の気相部や屋内プールの気相部(ドア、天井)では、腐食性が水中より高くなり、ステンレス鋼において発錆、孔食、応力腐食割れを生じることがある。気相部の結露水中には、塩素系滅菌剤に起因し、塩化物イオンが存在する。時には、塩化物イオンが濃縮、かつpHの低下が生じる。それに加え、気相部の液膜は薄いため、酸素の供給速度が速くなり、腐食性が高くなるためである。